上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

 
  --/--|スポンサー広告||TOP↑
なごり




スポンサーサイト

 
  11/29|写真とポエムのコラボ♪コメント(14)トラックバック(0)TOP↑
君をまつときを廃棄しながら
岸辺で紅葉を流し続ける
金色に輝くススキが空をめがけ
上へ上へと揺れていた
飛行機雲が急ぐ風にちらされながら
掴めない言葉のように流れていく
黒鍵盤の半音の差が
わたしたちの秋の出会いだった

丸い小石を川面めがけて投げる
跳ねる振動がときを裂いて響いてくる
流れだした、
冬の硬い調べを聴くように
むき出しの手を掴むこともできず
そのようなわたしたちだと
君に告げたかった

風が通り過ぎた後のなだらかな夕暮れに
君の姿は川面よりも遠い
語ることのできない紅葉を
岸辺から流す
ゆらりと揺れる川面と
揺れ落ちる影と
確かに調べは流れていく 
 
  11/25|ポエム♪コメント(21)トラックバック(0)TOP↑
風紋



■お写真はnanbuyaさんのブログ「九十九里物語」 からお借りしました。
九十九里の写真がたくさんありますよ。是非是非、ご覧ください(^^♪



 
  11/23|写真とポエムのコラボ♪コメント(19)トラックバック(0)TOP↑
書けないボールペンを握りしめて
便箋と向かいあい、
お茶を飲み、時の流れを受けていた
気がつけば、静かに朝が近づくときで
ぐらつく頭で歪む部屋を感じながら
床に横になる
転げ落ちたのは何か

握り締めたままの手をなめるのは
早起きの猫だった
皺だらけの便箋には
染み一つ残っていない
冷たくなっていく体のなかから
咳き込み、涙する
今更ながら
愛することを知らないわたしが惨めで、
凍る空気が頬をなでてくる

転げ落ちたのは何故なのか
問うことも忘れてきた記憶に
朝日が差し込むときが
きそうにないような、
そんな朝がきてしまいそうな
床に横になったまま
ボールペンを握り締めたまま
無残な朝を迎えようとしていた


 
  11/21|ポエム♪コメント(11)トラックバック(1)TOP↑
優しい君とわたしと
胸元から時々古傷をのぞかせながら
鏡の中のわたしたちに語りかけるように
「優しい」真実と裏切りが撹拌し
「優しい」期待と失望に割り当てるように

それでも君は優しい
そしてわたしも優しい
細くなった枝から落ちた一枚の葉が
土に還る前に漏らす
「雨が冷たい、風が怖い」
鳥肌立つ頬を寄せながら聴いていた

君がストールを掛けてくれるように
わたしは君の背中に抱きつこう
北から駆け寄る木枯らしに
よろめきながら
役には立ちそうにない壁となって

上る坂道は辛いからと、
君は手を引いて下る道を選ぶ
駆け足になりそうな坂道を
「雨が冷たい、風が怖い」
鳥肌立つ腕を組みながらつぶやき
ぬかるむ土を踏みしめて歩いていく

「優しい」君と
「優しい」わたし
ひたすら優しいまま、
延々と続く坂道を下っていった








 
  11/19|ポエム♪コメント(23)トラックバック(0)TOP↑
9年間の走行距離


 
  11/17|写真とポエムのコラボ♪コメント(14)トラックバック(0)TOP↑
落ちていく言葉に影が付き添い
わたしたちの秋が暮れていく
君が嫌いだという冬が
冬が来る前に、わたしも嫌いになる
薄い羽では飛べない風をうけ
寒さに震える街路樹に
身を隠していた

鈍い苦痛を溜めていく冬が来る
靴を脱ぎ捨てるには煉瓦道が凍りすぎ
引きずる足元に月の灯りは届かない
わたしたちの並んだ後ろ姿が
凍る景色の中で無彩色になっていく

一針動くたびに数えた、何千秒もの間
点と点を結ぶ線を描けず、見詰め合う
春を待つさなぎのように身を丸めて眠り
点と点を持ち寄り、愛し合う

波と波の隙間に横たわるわたしたちに
流れていく言葉に雫が寄り添う
わたしたちの秋が暮れていく
やがて冬が来る、
君に暖かな涙を捧げたいと思う






 
  11/16|ポエム♪コメント(12)トラックバック(0)TOP↑
動かない稜線


 
  11/12|写真とポエムのコラボ♪コメント(31)トラックバック(0)TOP↑
両腕に抱けるほどの
背中の影が細い君に
薄衣をかけるように
静かに白い吐息をかける
たおやかな時の流れに添って
海岸線を走る風になり
わたしたちが行き着く岬に
一筋の灯りを見ていた

緩やかに湾曲した水平線が
行き着く先の見えない
証として横たわっていた
哀しみを誘う波というわけでもなく
悦びを享受する夕焼けのようでもあり
わたしたちの身近にある
水平線だった

薄い雨を含む雲も明日も上る太陽も
沈むのは、緩やかに湾曲した水平線の
向こう側だけだった
岬の端から眺めた景色が
わたしたちの始まりで
水平線まで続くたおやかな時を
得ることができたのだった




 
  11/10|ポエム♪コメント(10)トラックバック(0)TOP↑
道端のススキ





 
  11/08|写真とポエムのコラボ♪コメント(16)トラックバック(0)TOP↑
雲の流れにも気づかないまま
沈黙のままふたりの距離をはかり
(いつも優しい)君の心を風の匂いで知ろうとする
佇む十字架は天を指し
やはり沈黙を保ちながら語っていた

沈黙が必要なときがあると
初めて知ったとき
ステンドグラスに触れた手は
穏やかな日差しをうけて
色とりどりに変化した
わたしの影は床に蹲っていた

満月の夜に恐れていた
風が雲を流していく風景のように
(どこまでも優しい)君から
沈黙の世界へとわたしは流れていく
語れないふたりには
沈黙の十字架が救いになっていた








 
  11/07|ポエム♪コメント(23)トラックバック(0)TOP↑
名前も知らない君の街を経由して
新しいけれど多少は知っている街へいく
君が住む街は線路を挟んでいた
時刻にあわせて人々が動いている
無数の横の線を描いて走り続けている
小さな箱を揺らして
街並みを覚えられない速さだった

番地も知らない君の住む街を経由して
眠らないままトンネルを抜けてきた
君の街より雑多な人がいて
並び続ける高いビルの上には
待ちわびた空があった
僅かばかりの記憶を土産に
アスファルトが硬いと思いながら
信号で止まる
横断歩道の端を歩いて
わたしは来たと知らせる

置き去りにした君の街を経由して
辿りついたのは、新しい街
君の知らない街になっている






 
  11/05|ポエム♪コメント(12)トラックバック(0)TOP↑
月の欠片


 
  11/02|写真とポエムのコラボ♪コメント(11)トラックバック(0)TOP↑
覆せぬ目の前の隔たりは
横たわる湾内の海で
ただ老婆が独り釣りをしている夕暮れだった
帰り道を右に折れることができず
直進したこの場所で
薄汚れたのら猫が蹲り
頭上をカラスが数羽飛んでいた

街灯が点り出すころ
君は雨に濡れて過ごし
わたしは晴れた夕暮れの冷たさを
持ち帰ろうとしていた

繋がれた漁船の
エンジンの音は途絶えたまま
誰かが眺めては涙する星が
やがて瞬き始めるのだろう
わたしは涙の零れる音を拾いながら
隔てることしか知らない湾内の海へ
流しにいく




 
  11/01|ポエム♪コメント(26)トラックバック(0)TOP↑
■義援金募集
■1クリック募金!
■ご訪問ありがとう!
■ランキング参加中!
ブログランキングに参加中!
①②③ポチに感謝(^.^)


■リスト

■最近のポエムだわ
■プロフィール

kyo-ko-coco

Author:kyo-ko-coco
 *きょう、です。
大人の「恋愛」をポエムに。
過去の事・今の事・未来の
事も結局は想像の中でつく
られてしまう。

ポエムを読んで
あなたの感じるままに。
あなたの世界へ。


*リンクフリー 
よかったら、
お知らせ下さい(^^)
喜んで遊びにいきますね!
(ただし、アダルトサイトと
商用目的広告サイトへのリン
クは固くお断り)

*ポエムも写真も無断で使用
は禁止。私の大切なものです。

*不適切なコメントは断りなく
削除するときがあります。




ガネーシャ
世界のお守りブログパーツ
■Tree-LINK
★は詩ブログ ☆は写真ブログ ■はお好みブログ
■ふりわけ~♪
■ブロとも申請フォーム
■ブログは何歳?

*script by KT*
簡易型ネコの年齢計算機(グラフィック版)
■全ての記事
■お得な?情報?


ナップスターCDプレゼントキャンペーン

ユナイテッド・シネマ 最新映画を自動更新でご紹介!









 

RSSフィード
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。